シロアリQ&A

熊本県独自の団体として適切な駆除・防除・予防に特化した処理工程とこれに対応する技術者の育成を基本とし、熊本にあった新しいしろあり対策として日々啓蒙いたしております。

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■シロアリQ&A

保証に関すること

Q1
今まで処理をお願いしていた業者がなくなってしまいました。
保証はどうなるのですか。
Answer
本来であれば業者保証なので保証は無効となります。
熊本県しろあり対策協会の会員の業者で、協会が団体加入している保険加入の保証書であれば協会が引き継ぐことが可能です。
Q2
基礎断熱は保証できないと言われたのですが、本当にそうなのですか。
Answer
建物の構造上、保証を出来かねるケースもあります。
Q3
保証は5年となっていますが、何故なのですか。
Answer
協会では5年を超えて長期間有効な薬剤は環境によくないと考えます。
そのため認定する薬剤の有効期間は5年になってます。
Q4
築25年の木造住宅です。4年前に駆除しましたがトイレの窓枠にシロアリが再発しました。業者に連絡したところ床上は保証できないと言われました。本当にそうなのですか。
Answer
保証については保証書をよくご確認下さい。業者によって保証内容は異なります。
Q5
家のリフォームにあたり、シロアリ対策も勧められましたがお風呂場だけの施工では保証書が出せないと言われました。本当にそうなのですか。
Answer
一部のみ施工した場合は保証書は発行できません。
注意:増改築の場合、既に保証書が発行されていて同一の業者で施工した物件に関しては発行済みの保証期間で保証することは可能です。
Q6
2年前に駆除工事をしましたが今年になって再発しました。保証書を確認したところ、再発の場合は責任を負うと記載されています。前回は穿孔注入処理をしていなかったので今回は全面的にしてほしい。また被害のあった根太も交換してほしいのですが、このように交渉してよいのでしょうか。
Answer
どこまで責任を負うかは保証書の記載内容によります。再発したシロアリを駆除することまでが保証内容の場合もあります。修復費用まで責任を負う場合は上限金額が記載されています。保証書を確認のうえ施工業者にご連絡下さい。再施工の方法は業者の判断によりますが、ご要望はお伝え下さい。
Q7
予防工事をしてから1年後にシロアリが出ました。
5年間効果があると言われたのですが、このようなことはよくあるのですか。
Answer
保証書の内容をご確認のうえ施工業者にご連絡下さい。

契約に関すること

Q1
白蟻の工事費用について、見積りに書いてある面積はどこまで含まれるのでしょうか。
Answer
一般の予防工事では通常は1階の床面積を基準としています。ヤマトシロアリ、イエシロアリの場合は1階の床面積を基準としますが、被害の状況次第では2階の床面積も加わる場合がございます。業者によって多少表現の違いがございます。
Q2
保証書をもらいましたが、保証適用及び保証適用外規定の説明書きに、「基礎の内側からシロアリが上がってきたものには保証が適用され基礎の外側から上がってきたものには保証対象外」とする説明書きをありました。どういうことでしょうか。
Answer
一般にシロアリの工事については、主に床下を重点に薬剤の散布を行います。また、必要に応じて被害箇所及び外からの侵入経路(外蟻道)を断つ目的で薬剤を散布、注入する事がございますが基本、基礎外側に薬剤を散布することがございません。(業者によって多少違いますが)よって、基礎外側は無処理層であるため、外側から上がってきたものには保証対象外となっております。なお仮に、基礎外側に薬剤を散布したとしても、内側に散布した場合よりも、紫外線による経年劣化及び雨などの環境変化により薬剤の効果が内側と比べると軽減されます。
Q4
シロアリ工事と同時に防カビ工事と調湿材を勧められています。防カビ工事と調湿材は必要あるのでしょうか。
Answer
シロアリ工事の効果に関しては防カビ工事と調湿材は必要ありません。
別の目的の工事になります。
Q5
飛び込みの営業でシロアリ工事を勧められ、一通りの説明を聞き、気にもなっていたので口頭のみで工事をお願いしましたが見積書しか頂いておりません。大丈夫でしょうか。
Answer
基本、契約書を取り交わしてください。なお、(一社)熊本県しろあり対策協会では、消費者の方に安心してお取引がなされるよう統一契約書を作成しており、会員企業にも活用するよう推奨しております。
Q6
リフォームしたお客さんと業者でトラブルがおきています。お客さんが施工していないのではと疑っており、シロアリ防除施工を本当にしたのか検査をしてもらえる機関を探すように弁護士から依頼されました。
そのような調査を行っていますか、また機関はありますか。
Answer
薬剤メーカーなら費用はかかりますが可能です。
使用された薬剤がわかればそのメーカーを紹介します。

施工に関すること

Q
築15年の木造住宅です。3年前に予防工事をしてもらいました。
先日リフォーム業者が床下に潜って見たところ、穴をあけて施工した形跡がない、本当に施工したのか怪しいと言われました。きちんと施工したかどうか、わかるのでしょうか。
Answer
必要に応じて穿孔処置を行うので、形跡が無いからと言って施工していないとはいえません。また、現在の薬剤は無色透明のものが多いので見ただけではわからないと思います。薬剤の分析は可能ですが費用がかかります。
Q2
シロアリ駆除をしてもらいましたが、被害箇所に薬剤を散布しただけで注入しませんでした。大丈夫でしょうか。
Answer
一般的には被害箇所には穿孔注入する場合が多いですが、現場の状況により施工者の判断で行います。施工業者に納得いくまで説明してもらって下さい。
Q3
1年前にシロアリ駆除を行いました。今回被害部材を交換する事になりましたが何もしないで大丈夫でしょうか。
Answer
施工した業者に相談して下さい。通常は交換部分に再度施工が必要にです。無断でリフォームされると保証無効になってしまう場合があります。
Q4
母屋の床下に蟻道が3箇所あり全体的に防除した方が良いと言われましたが蟻道箇所、被害箇所だけではだめなのでしょうか。40坪あり、他にも土蔵二棟などあって全体をするのは大変です。
Answer
部分的な施工では建物全体を確実に防除する事は出来ません。そのことをよく理解した上でどこまで施工するか決めて下さい。
Q5
リフォームをしていたところ床下からシロアリが確認できました。
リフォーム工事を止めて先にシロアリ工事をすべきでしょうか。
Answer
被害部分の交換をする場合は交換した後の方が二度手間になりません。
リフォーム後に施工できない部分ができる場合は先にやったほうがいいです。
このように状況によって異なるのでまずはリフォーム業者とシロアリ業者立ち合いの下で打合せを行って下さい。
Q6
シロアリ工事の時期、期間はどのくらいなのか。
また薬剤についても日本しろあり対策協会の推奨薬剤があるのでしょうか。
Answer
シロアリの工事の適切な時期というのはございません。期間についても保証期間は5年となっておりますので、基本、5年を目途に施工されることをお勧めします。
また、日本しろあり対策協会の推奨薬剤というものはございません。
あらゆる検査に合格した認定薬剤はございます。
Q7
新生児がいますが施工しても大丈夫ですか。
Answer
協会認定薬剤であれば安全性は確認されていますが、念のため施工中に2階にいた方がより安全です。