しろありの生態、進入経路のご紹介と、対策のワンポイントアドバイス。
どこにでも生息するシロアリ
ヤマトシロアリ、イエシロアリ
アメリカカンザイシロアリの分布
この様にシロアリは全国に万遍なく生息し
又、その活動範囲を広げています。
※熊本県においては、ヤマトシロアリと
イエシロアリの両シロアリの生息圏内に
位置し共に被害を受けています。
熱帯産といわれ、地球上の現存種の中で最も激しい食害を
与えると言われています。
建物や地中に大きな巣を作り、普通数十万匹、多いもので
100万匹もの集団を形成します。加害速度も速く、被害は激烈を極めます。
被害は他鋳物全体に及び食痕は乾燥しておりきれいです。
日本在来種で北海道北部を除く日本全土に分布。
巣は作らず加害個所を巣とします。
生活場所と餌を求めて集団で移動する習性があり、
常に湿った木材や土の中で生活しています。
主に建物下部を加害し、食痕は多湿で汚いのが特長です。
シロアリは社会性昆虫といわれ、蜜蜂や普通の蟻と同じように
女王・王・副女王・副王・働きアリ・兵アリなどの階級があってそれぞれ仕事を
分担しあって生活しています。その家族数はイエシロアリで50万〜100万、
ヤマトシロアリでも1万〜5万匹もいます。
そして、その大多数が建物を食害する働きアリなのです
毎年5月〜6月ごろになると「シロアリ駆除したのに
羽アリがでた。」という問い合わせを受けますが、これは
家の中で発生したのでわなく周囲から飛来したものです。
※特にイエシロアリは電灯の光を求めて飛来します。
シロアリの対策処理がほどこされた家ですと被害は起こり
ませんが中には薬剤の効果が薄れて被害に遭う場合もあり
ますので、定期的なメンテナンスが必要となります。
シロアリは立木や切り株の中にも巣を構築します。
構築した巣から土中に蟻道を延ばし建物に侵入し加害します。
土中の蟻道はときに100m前後にも及ぶことがあります。